r e d & b l u e
26.11.08緋色と藍色は相対する色で使う時は少し戸惑う。
緋色は通称スカーレットと呼ばれ、日本では漆に顔料を混ぜて使われてる。
赤は僕のイメージは血であり、熱であり、力の固まりに思える。
暗闇の大地に真っ赤なマグマが流れ、飛び出るように、身体にその同色の
液体が流れてる事を想像すると、力がみなぎってくる、そんな色。
青は静寂を感じる。非物質の様な無空間の中にいてそれはいつも流れる。
やっぱり海を感じるのか、水の中はこの色が一番似合う。
光を受け、繊細なその色は変化していく。音はないけれど、確実に動く
事をやめない。意外に生き物らしい色と思えてくる。
アメリカでは、虹の色の区分には藍色(indigo)が含まれず、6色だってさ。
色を考えると飲み込まれそうになる。
色っていつ出来上がったんだろうね。